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宇内建設株式会社

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国道134号災害復旧事業(横須賀市秋谷地区)

被災位置
被災位置 被災地は横須賀市と葉山町の市境の国道134号秋谷地内です。
 国道134号は、湘南海岸と三浦半島を結ぶ延長60.5kmの主要幹線道路で、災害時の緊急輸送路の1次路線にも位置づけられている重要な路線です。
 また、三浦半島の海岸線を連絡していることから、夏季には海水浴、通年を通してサーフィン等を目的とした観光客が利用する観光道路であるとともに、地域住民の日常的な社会・経済活動を行うための道路としても機能しています。


被災状況
被災状況 平成14年に海側歩車道が崩壊し神奈川県横須賀土木の緊急依頼から始まり施工を開始しました。
 そして新たに平成17年6月6日、国道134号の車道中央部の亀裂と海側の歩車道の沈下が確認されました。(秋谷1工区で自社が入札により落札)また、同時に秋谷1工区から約200m離れた箇所(秋谷2工区は近接となり入札参加できずにユタカ建設が落札)においても、海側車道中央の亀裂の発生と、歩道の沈下、石積みの亀裂が確認されました。
 ただちに、海側歩車道を通行止めとし、片側交互通行の交通規制を実施するとともに、原因究明のための調査を行い、同年8月には応急対策として、被害の大きい秋谷1工区においてH鋼杭の打設工事(自社施工)を行いました。


調査結果と地すべり機構
調査結果と地すべり機構 被災後の調査結果で、2つの工区ともに地すべりブロック内の各側線で強風化泥岩層下面に、すべり面が確認されました。移動層厚は各側線とも舗装面から約10mでした。なお、地下水位は道路下わずか1mにありました。
 地すべりの素因としては、もともと、「@地質は新第三紀葉山層群の脆弱な泥岩が分布、A地名を「大崩」(おおくずれ)といい、古くから崩壊履歴がある、B国道の山側には、大規模崩壊跡地形が認められ集水地形となっている」の3点があり、平成17年5月末の集中豪雨により、地下水位とともに強風化泥岩層内の間隙水圧が上昇し、これにより、土塊が不安定になって地すべりが発生したものと考えられます。


対策工
対策工対策工法は、左記表中の抑制工と抑止工の組み合わせの中から、適応性並びに経済性を考慮して、地下排除工(横ボーリング)+杭工(H鋼杭、鋼管杭)+擁壁工(石積、複合擁壁)を採用しました。
 なお、応急対策で打設したH鋼杭は、仮設ではなく恒久対策として使用します。



施工中
施工中←写真は海側前面に埋め戻しと石積をする前のものです。


完成
完成平成19年5月末、無事故で完成しました。
出来栄えも優秀で、平成20年度神奈川県優良工事表彰(知事表彰)を受賞しました。


発注者  神奈川県横須賀土木事務所
調査・設計会社 日本工営株式会社


宇内建設株式会社

〒 240-0101神奈川県横須賀市長坂2丁目11番11号

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